手すきの紙は竹や木製の型(デックル)を使用して伝統的な技法で作られています。手すきの紙は、その型のサイズで決まっており、全周には型枠の縁の形が付いています。伝統的な型の性質および型枠の縁の不均一性のため、手すきの各々の紙の寸法は少しずつ(大体1cm以内の範囲で)バラツキがあります。
HQ PaperMakerの「手すきの紙」はすべて、桑の木(マルベリーの木、タイでは「サー」と呼ばれています)の小枝の樹皮から作られています。 マルベリーの木は、南東アジアの至る所の原野で旺盛に成長します。同じ手すきのクワの紙は日本では楮(こうぞ)に当たります。実際、楮(こうぞ)はクワ科の異なる種類の木なのですが。日本の製紙業者はタイや近隣の国々からその原料を買っています。
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