機械すきの紙は、伝統的なフォードリニアー型の製紙機械で作られ、円筒形状の「ヤンキー」ドライヤで乾燥させます。原料は、手すきの紙と全く同じで、クワ(マルベリー、あるいはサー)を使用しています。しかし、その外観はより均一で、乾燥および圧縮工程によりその密度は、手すきに比べてはるかに緻密な紙です。機械すきの紙は、日本では雲流紙として知られています。
大きなロールに巻き取られた紙は、必要な寸法に正確にカットされます。 HQの標準包装紙サイズは50x70cmですが、最大1.8メートル幅で長さ1,000メートルまでの任意の長さのロールで出荷する事が出来ます。またご希望の寸法に裁断も致します。これら特注品は注文に応じて生産し、最低注文数量は2,000平方メートルとなります。
HQ PaperMakerの「機械すきの紙」はすべて、桑の木(マルベリーの木、タイでは「サー」と呼ばれています)の小枝の樹皮から作られています。 マルベリーの木は、南東アジアの至る所の原野で旺盛に成長します。同じ手すきのクワの紙は日本では楮(こうぞ)に当たります。実際、楮(こうぞ)はクワ科の異なる種類の木なのですが。日本の製紙業者はタイや近隣の国々からその原料を買っています
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